
私たちの団体は、「読むことが苦手」「書くことが苦手」などの悩みをもつ保護者や当事者の方々からの相談を受け、学校生活の問題や負担軽減が図れるように考え、より良き方向に進む支援を目的としています。
社会的な視点において、読み書きに困難をもった児童生徒やその家族の方が相談し、適切なアドバイスや情報を得る場所が十分ではないと思います。
「読み書き」支援まなびらぼは、通常の学習では学力が身につきにくい傾向があることを踏まえて、どのように学習すると効果的か、何を支援するとよいか、配慮するところはどんなか、市民の皆様と一緒に考えていきたいと思っています。
⑴学習支援 個別・小集団指導
読み書きの基礎、文章理解、計算スキルなど、一人ひとりの学習状況や特性に合わせ、段階的に丁寧にサポートします。
・市販の教材だけでなく、子どもたちの興味関心や理解度、視覚的な工夫やゲーム要素を取り入れるなど、楽しく学べる教材オリジナルの教材の開発・提供
・タブレットやパソコンなどのICT教材を積極的に活用し、読み上げ機能や文字サイズ変更機能などの活用
・日常生活や学習で役立つ様々な支援ツール(音声入力ソフト、読み上げアプリ、計算支援アプリなど)の紹介や指導
⑵保護者向け学習会・講演会・個別相談・交流会
学習障害に関する基礎知識、家庭での支援方法、利用できる社会資源などについて学ぶ機会やお子さんの状況や悩みに寄り添いアドバイスや情報提供などの相談ほか、同じ悩みを抱える保護者同士の交流会や情報交換会を行います。
(3)啓発活動 学校・教育機関との連携
学校の教員や地域の教育関係者向けに、学習障害に関する研修会や勉強会、一般市民向けに、学習障害に関する講演会を開催し、正しい知識の普及と理解促進を目指します。