
近年、日本の文化の保存と継承が困難になりつつあります。若年層の関心が低下し、地域の文化イベントや祭りの参加者が減少してきています。さらに、グローバル化の進展により外来文化の影響が強まり、地域固有の文化が失われる懸念も高まっていります。
これらの課題に対処するためには、地域コミュニティと連携し、教育プログラムやイベントを通じて若者はもちろん多くの人に日本の文化の価値を伝えることを重要と捉えています。はにやすひめマルシェを通じて地域の伝統文化の価値を再認識させ、次世代に伝えます。
また、取り組みを通じて、私たちの団体は地域社会全般に役立つ活動を展開し、一宮市をはじめ日本の文化の発展に寄与していきたいと考えています。
日本文化の保存と継承、若年層の関心と参加の増加、地域経済の活性化、地域コミュニティの強化、外部からの関心と観光の増加、新たな文化の創出などの変化をもたらすことにより、当団体は地域社会にとって重要な役割を果たし、一宮市全体の文化的・経済的発展に寄与することができる団体を目指します。
そのほか、以下記載のように、マルシェ内に時節にあった伝統文化を体験できる場所を設置。若年層の関心を引くために、日本文化と海外文化を融合させたプログラムを企画をしたり、SNSや地域メディアを活用して、マルシェや伝統文化に関するイベント情報を発信しています。
1. 伝統文化の体験コーナー
マルシェ内に時節にあった伝統文化を体験できる場所を設置します。
例えば、雛飾りや五月人形、風鈴など。また、書道や茶道、和太鼓、苔玉などを開催し、来場者に日本の伝統文化に触れる機会を提供します。
2. 若年層向けのプログラム
若年層の関心を引くために、日本文化と海外文化を融合させたプログラムを企画します。例えば、書道の揮毫や和太鼓や三線などのパフォーマンスと、ベリーダンスやフラメンコのコラボレーションイベントなどを開催します。
3. 地元の庭文化とのコラボレーション
地元庭師の団体と連携し、彼らの技術や作品を紹介するブースを設置します。これにより、地域の庭文化や技術を広く知ってもらうとともに、若い世代にその魅力を伝えます。
4. 文化イベントの広報強化
SNSや地域メディアを活用して、マルシェや伝統文化に関するイベント情報を発信します。特に若い世代に対して、魅力的なビジュアルやストーリーテリングを用いて情報を届け、参加を促します。
5. 参加型イベントの企画
来場者が実際に参加できるイベントを企画します。例えば、日本の文化をメインの問題とするクイズラリーを行い、来場者が一緒に楽しむことで、文化の理解と継承を促進します。
6. 継承者の育成プログラム
若い世代を対象にした伝統文化の継承者育成プログラムを実施します。地域の専門家や伝統文化の担い手を講師として招き、定期的な講座やワークショップを開催します。