この法人は、自然林の激減などに伴い、古代から日本の森をつくり、
日本の生態系の中で極めて重要な役割を果たしている
日本ミツバチを代表とするポリネーター(送粉者)が激減している現状に鑑み、
巣箱等を置くことで、日本ミツバチを含めたポリネーターの保護と繁殖環境づくりを行うことを目的とする。
なお、このことにより、森の草木や農作物の受粉率が上がり、多くの野菜や果樹などの生産性を高めるだけでなく、
生物多様性に富んだ豊かな森づくりに寄与するものである。

現在、地球上の生物種の数は185万種ほど確認されています。
その内、100万種(54%)が昆虫で、その内の2.2万種が草木の花を受粉する花バチです。
かたや、植物は27.7万種が存在し、その内の22万種(80%)が受粉してもらわなければ木の実や種子を残せない被子植物と言われています。
2.2万種の花バチが22万種の大半の被子植物を受粉しています。
生物多様性の回復を重要な社会課題と捉え、生物多様性の核である「花バチ」の繁殖環境をつくり、守り増やす活動を行っています。
「花バチ」を増やすことは森や農作物の授粉を助け、生物多様性の回復に寄与に繋がります。

【大きく3つの目標をおいての活動】
(01)学校教育への導入
生物多様性とハチやミツバチ、森などの役割を正確に伝えて誤解をなくし、
小中高等学校の環境教育を知識学習から実践的な自然回復活動に移行する必要があります。
(02)文化的定着
花バチの繁殖環境づくりを犬や猫を飼うように深い知識を必要としない、
楽しくて誰でもできるシンプルさを意識したハチ宿ワークショップ・イベントとして進めます。
(03)昆虫保護条例の制定
花バチと広葉樹の森づくり、生物多様性の回復を目的とした昆虫保護条例などの制定によって生物多様性回復活動が広がります。
行政機関等によって確実にその規範となる拠点が広がります。

【具体的な活動(全国の正会員メンバーと実施)】
1.花バチ・ミツバチについての誤解を解くセミナー
2.花バチを増やすための実践的な活動プロジェクト(ミツバチ巣箱プロジェクト・ハチ宿プロジェクト)
3.ビーフォレストMAPづくり(繁殖環境指標MAP)

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