地域で守られてきた伝統行事は、住民の協力意識の欠如から参加意識の低下や収入不足が深刻となってきており、毎年開催の是非が議論される程、継続性が危ぶまれている。その原因は担い手の高齢化、若者の伝統行事に対する保護意識の希薄化、地域助け合い意識の欠如等が考えられる。そこで伝統行事を市民活動の一つと捉えることで、これまでの神仏への信仰心や自然災害への恐れ等の昔ながらの考え方から離れ、世代間交流や地域住民のつながりを醸成し、新たな価値観を創成する。

「ドンカチ太鼓」については、40年程前に子供会に対して地域の叩き手による伝承の努力が始まり、近年においては子供会OBの有志が講師となって引き継がれている。一方で「雨乞い踊り」については唄い、踊りともに具体的な伝承の努力がなされていない。本団体は現状を考慮しながら組織化を進めることで伝承の仕組みを持続性のある強固なものとする。

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