1この地域(一宮)でいったい何が問題で課題なのか
 将棋は日本の伝統文化であり、礼節や作法を身につけることができるものだが、永く男性中心の文化であった。一宮市では、2人の女流棋士が誕生しているがこれを知っている人は少ない。女流棋士を目指している女性も多く集まってきているが、こうした活動を知っている人も少なく、機運が盛り上がらないのが現状である。

2それに対してやらなければいけないと思っていることは何か
 女流棋士を目指す女性を応援する目的でイベントの開催などの活動をしたい。そのためには将棋を指す女性を増やす必要があるため、i-ビルで市民将棋大会やぐるぐる将棋などの将棋イベント、将棋教室を開催することで、女流棋士を目指している活動を多くの市民に知ってもらい、将棋を指す女性のすそ野を広げていきたい。

3それをすることで、どのように地域が変わるか
 i-ビルで将棋に関するイベントを開催し、またこれを継続することで、i-ビルを将棋の好きな人が集まる場所となることが期待でき、また、一宮市で女流棋士を育てる活動をしていることが発信できる。
その結果、将棋を指す女性が市内外から集まり、一宮市から女流棋士がさらに誕生すれば、山形県天童市の「将棋の駒のまち」、兵庫県加古川市の「プロ棋士のまち」に続いて、一宮市を「女流棋士のまち」としてアピールすることができる。また、女流棋士を目指す活動を通じてまちが活性化し、将来的には女流織姫戦といった女流棋戦を開催することができれば、将棋を介したまちづくりにもつながっていくと思われる。

1.将棋イベントの開催(年2回の市民将棋大会、毎年4月に女流棋士10名による女性100名参加のぐるぐる将棋)
2.毎週木曜日 富士公民館で女性将棋教室

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