精神疾患やその障害に関しての誤解や偏見は、以前に比べ減ってきたとはいえ、まだまだこの地域には存在している。一宮保健所が中心となって、この地域の精神科病院やクリニックを始め、地域の福祉サービス提供事業者、ボランテイア団体、家族会などで毎年実行委員会を構成し、1年に1回のイベントを開催して、地域住民のこころの健康づくりと精神障害者への正しい理解の促進を図ってきた。自立支援法体制となって、一宮市・稲沢地区(一宮保健所管内)では、地域の精神障害者が利用できる社会資源・医療資源は確実に増大してきてはいるが、依然としてそれらの「メンタルネットワーク化」は進んだ地域に比べ遅れているといわざるを得ない。この「実行委員会形式」の団体が発展し、年1回のイベント開催を通じて、精神疾患や、障害を抱えていても安心して普通の暮らしが出来る地域となることに必ずや寄与し得ると確信している。

毎年秋に大会(イベント)を開催している。その内容は、構成団体がブースを持ち、各団体の活動紹介や、当事者が制作した作品等の物品販売など展示・即売をしている。また断酒会や、家族会などは「個別相談会」も開催する。舞台発表では、当事者の楽器演奏や、合唱発表など日頃の成果を市民に公開する。また家族や、当事者の「体験発表」等の企画もあり、精神疾患・精神障害の正しい理解の促進を進めている。2018年の企画では、上記企画以外に過去10年の大会を振り返り、課題を明らかにする「パネルディスカション」と、西日本豪雨災害の被災地の倉敷市真備町から、「災害に負けない障害者の取り組み」講演を企画している。

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