団体からのお知らせ

令和元年度の活動について(第7報) 2019年10月25日

10月8日、下記の内容で10月度の例会を開催しました。
 *今月の例会は通常例会(委員会報告=9月持出例会の結果報告、11月遠足例会の内容説明、誕生祝い贈呈など)を行う中、講演会を設定しました。
  今回の講演会は、稲沢・正本寺住職の松本好行様をお迎えし、「末那識(まなしき)」について語って頂きました。
  講演は、末那識とは、仏教用語で「無意識の意識」という意味で脳裏の働き、つまり潜在意識のことであるという所から始まりました。
  その意識は、自分の本性であり、それにより善悪を判断しているが、一方で日常生活の中においては、自分本来の心として意識をしている。
  しかしながら、世の中の動きにつれて自分の心、意識は、駆け引きする心に引っ張られるようになってきてしまっている。
  そうした心、意識から昨今では、父母を大切にしない、恩義に報いない、金銭で解決する、葬式を簡単にするなど、人間関係が希薄傾向にある。
  宗教は、人間の精神にやすらぎを与えており、また人生終焉の葬儀・葬式は国の経済を大いに支えていることを知っておいて欲しい。
  神仏は、悪人を善人に導き、また神仏を前にして懺悔する心からは、欲望だらけの心や自分本位の生活を内観させる意識を与える。
  人間は無意識の中にも謙虚さを持っている。頂きます、ご馳走さまを始めとして、恩義には心こめて御礼をすることである。
  そうすれば、絆ができ仲間づくりが出来やすくなる。宗教も葬儀などの仏縁を通じてそうした仲間づくりに一役かっていることを知って欲しい。
  ---など多岐にわたり、大変ためになるお話でした。
 *閲覧されました方は、どうぞご自分の意識への参考になさって下されば幸いです。

  
  
  

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