団体からのお知らせ

令和5年度の活動について(第7報) 2023年10月20日

 今月の例会は、10月10日に行いました。
 気候も一時の暑さが遠ざかり、ぐっと秋らしくを感じさせる中での開催となりました。
 会場内も長袖、上着スタイルが多くなり、マスク姿も少なくなった様に見受けられました。
 例会は通常例会として実施され、会長挨拶、誕生祝い、委員会報告などが進行する中、本日の講演会
であるスピーチ(講演)も行われました。
 今日のスピーチは、一宮西病院 整形外科医長 四肢骨盤骨折治療センター長 近藤陽(アキラ)先生をお招き
して「骨折治療と予防について」と題して語って頂きました。

 話は、我々の身体である四肢の外傷・骨折は整形外科領域で最も多い疾患のひとつであるとのことから
当西病院でも年間約1,000例の手術を行っているとの話から始まりました。
 そして骨折の種類は、外傷骨折(事故損傷)、疲労骨折(反復運動)、脆弱性骨折(骨粗鬆症)、病的
骨折(薬剤多用)などの起因による骨折に分類されるとのことでした。
 それぞれの詳しい話は省きますが、世間の高齢化が進んで行く中で、年々増加傾向にあるのが高齢者の
骨折であるとのことでもありました。
 そして骨折を予防するには、外的要因からの骨折はともかくとして、疲労骨折、脆弱世骨折、病的骨折
の予防は自身の意識と自覚からとのことで、適度の運動、適切な栄養、適時の診断の他に、転倒防止対策
や交通事故防止への備えも必要であるとのことでした。
 また昨今は、身体能力低下防止(ロコモライフ)へのいろいろな機会が作られており、それらの利用を
しての骨や筋肉を増強するのも一考ではないかとのことでした。

 今般の講演は、以上の様な内容でしたが、当クラブの会員年齢も段々の高くなって来ており、みんなが
真剣な面持ちで聴講致している様でありました。
 当クラブではこの様なスピーチも行っております。どうぞお気軽に入会・聴講して下さい。

 

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