団体からのお知らせ

令和5年度の活動について(第6報) 2023年9月23日

 9月の例会は、今年度上期を締めくくる会合として今月の12日に開催しました。
 例会は、通常例会として実施しましたが、上期最終の例会でもありイベントとして催し物を併催する
形で行われました。
 冒頭に会長からは、上期計画が予定通り遂行されたことに対してのねぎらいと、コロナの第9波襲来
も予測されるとしての注意喚起の言葉を添えた挨拶がありました。
 この後、昼食を挟んでイベント=寄席:落語鑑賞=に入りました。今回の寄席は岐阜大学落語研究会
いわゆる岐大落研から招いた方で、「ながら家倫五」さんという人気のある方に演じて頂きました。
 出し物は「時そば」というもので、落語界では定番の演目です。

 ある男が蕎麦屋に入り、注文し食べ終わって代金16文を払う時、小銭を出しながら勘定しだした。
1,2,3,4,5,6,7,8,親父今何時だ。へい9時だ。そうか、10,11、12、13、14、15、
16 、親父、勘定はここへ置いとくよ、と言って店を出た。
 この一部始終を見ていた別の男、あいつ上手いこと1文得しやがった。俺もその手で行こうとばかり
ある日に別の蕎麦屋に入った。同じ様に注文し食べ終わり、小銭を出しながら急いで勘定しだした。
1,2,3,4,5,6,7,8,親父今何時だ。へい4時だ。そうか、5,6,7,8,9,10、
11,12,13,14,15,16,親父、勘定はここへ置いたぜ、と言って店を出た。がーーー、しまったと
思ったけれども後の祭り、入る時を間違え、代金を出し過ぎて4文の損と相成った次第。

 人が上手く行ったのを真似て、自分も上手くというのは大間違い、という江戸小噺の一つ、人生訓を
江戸の風情を交えて語った落語でした。
 そんな人生訓を味わったひと時でしたが、いにしえの江戸の世界に浸った時間でもありました。
 当クラブの例会では、この様なイベントも交えながら開催しております。
 お気軽に入会のお申し越しをお待ちしております。

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