2018年7月20日。
愛知県でヘルプマークの配布が始まりました。
あれから5年。
マークの着用率は増え、同時に街中で目にする機会も増えてきました。
しかし、このマークが意味するもの、なぜマークを着けているのかなど、理解できていますか?
当団体が2021年に実施したアンケートでは、マークは知っているが、理解が進んでいるかと言われると、必ずしもそうでない。…というお声を多く頂戴しました。
さらにこのコロナの影響がさらに拍車をかけ、子どもや若者たちから学びの機会を奪ってしまいました。
それでも当団体は活動を続け、本年も普及月間イベント「ふくし七夕ミニまつり」を開催することとなりました。
今年の配布開始5年記念イベントでは、昨年10月に起きたグッズ問題を受け、企業の理解促進の第一歩として、マークの普及を通して当団体が目指している「住みやすいまちづくり」に取り組む市内企業2社のSDGsコラボ企画を行い、クイズラリーなどの遊びや、ステージや展示による活動発表を通して、パートナーシップによる目標達成を目指します。
さらに関連企画として、尾州繊維の展示会を開催します。これは、感覚過敏など病気や障害の特性がある人でも、日常に少しでも彩りを与えたり、生活に取り入れたりできることもあると思い、企画しました。
他、体験・遊びのコーナーや、七夕ステージ、盆踊り大会なども予定しています。
学校、地域、企業などでも、今後ヘルプマークへの理解促進が必要不可欠となります。それは、当事者への支援だけでなく、自分自身の為にもなります。
今回のコロナでは、様々な後遺症や精神疾患の発症などにより、日常に支障が出ている人が増えています。いつ、誰が、どんな病気や障害を抱えるか分かりません。その時、マークに関して一定の理解があれば、緊急時のスムーズな支援に結び付けることができます。そのためにもぜひ、市民の皆さんにご参加してほしいと思っています。
主催/お問い合わせ:たなばたハートクラブ/090-9228-8056
後援:一宮市 社会福祉法人 一宮市社会福祉協議会 中日新聞社
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